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ぬくもり動物日記

犬の歯周病

こんにちは、まいたけです!
前回は猫ちゃんの口内炎について
ご紹介しました!

今日はわんちゃんの歯周病についてです!

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うちの子、口臭が気になるなぁ
そんな風に思ったことはありませんか。

そんな子のお口の中は
こんな感じ!!

 

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食べ物を食べたあと、
お口に残った食べカス(歯垢)は
ほうっておくとおよそ3日で歯石になるといわれています。
歯垢の段階であれば、
歯ブラシや歯みがきガム等で
とることが可能ですが、
いったん歯石になってしまうと
物理的に削らないととることができません。

歯石にはさらに歯垢がたまりやすくなり
細菌が増殖し、歯周病になります。
歯周病が進行すると
歯肉がどんどん後退し、
歯の根っこが見えてきてしまいます。
さらにひどくなると、
歯がぬけてしまいます。

歯周病が悪化すると
顔が腫れたり、下顎のリンパ節が腫れたり
鼻水、くしゃみ、目の下に膿だまりをつくることもあります。

抗生物質をのんで
一時的に症状はおさまりますが
再発してしまうことがほとんどです。

そんな子は
歯石除去と抜歯を行うことで
多くの子は症状が改善していきます。

歯が歯石でおおわれるとこんな感じになってしまいます。
歯が大きくなったようにみえてしまいますね。

(出血部位がありますので、苦手な方は閲覧をご遠慮願います)

 

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おとなしい子は起きたまま
直接歯石をけずることもありますが、
なかなかピカピカにはなりません…。

多くの子はお口を触るのを嫌がりますし
歯周病がひどい子は抜歯が必要になることがあります。

当院では
中年齢~高齢の場合は
血液検査、身体検査を行い
問題がなければ、全身麻酔で歯石除去および抜歯を行っています。

鼻水で悩んでいた子も、
口臭が気になっていた子も
この処置で今は症状がおさまりました😄

歯石除去するとここまできれいになるんです✨

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歯石除去のあとの注意点としては、
超音波で削っていきますので、
細かな傷がどうしても歯の表面についてしまいます。
そのため、歯石がたまりやすくなるということも!?
おうちでのケアもさらに重要になります!

当院の歯の処置後から、
歯みがきに挑戦してくれている飼い主さんがたくさんいます✨
みなさんがんばってくれているみたいです✨
すばらしいですね!

毎日こまかくやらなくても大丈夫です。
歯みがきシートでも、歯ブラシでも
やり方はたくさんあります😄
短時間でも、2日に1回でも、
それぞれのご家族のペースで!!!
継続が大事ですね🎵

ぼくも歯みがきをよく忘れてしまいますが
なんとかがんばっています!

なかなかできない…難しそう…と
思われている方も多いと思いますが、
実はハードルは高くないんです!
色んなやり方があるので
是非挑戦してみてください✨

人間も歯は健康の要と言われていますが
ぼくたちも同じですね😄

 

もし、口臭や鼻水などお悩みの方は
ご相談くださいね😄

歯みがきグッズの販売や、
歯みがき指導も行っています。
ぼくたち用の歯みがきジェルは
おいしい味がついているんですよ✨
一番人気はチキンフレーバーです❤️

ご相談お待ちしています😊

ぬくもり動物日記

フィラリアシーズン到来!!

こんにちは。

 

アニマル院長まいたけです。

 

今年もフィラリア予防の時期がやってきました。

 

皆さんご存知のとおり、フィラリアは蚊が媒介している寄生虫で犬(猫にも)に感染します。

 

フィラリア症は命に係わる重大な病気ですが、しっかりと予防を行うことで防ぐことが出来る病気でもあります。

 

感染した場合は、健康状態の悪化だけでなく治療費もかかってきてしまうためしっかりと予防を行いましょう。

 

当院では、香取地区の蚊の発生状況に基づき、5月から12月の8か月間の予防を推奨しております。

 

予防薬はおやつ感覚で食べられるチュアブルタイプから、スポットタイプ、注射タイプ、錠剤タイプを取り揃えており、その子の性格やライフスタイルに合ったお薬を提案させて頂いております。

 

処方の前には血液検査によるフィラリア検査(10分程度)が必要となります。

 

詳しくはホームページのフィラリア予防のページをご覧ください。

こちら→https://www.nukumori-amc.com/examination/filaria.html

 

以前のフィラリア症に関する記事は

こちら→https://nukumori-amc.hatenadiary.com/entry/2019/02/07/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E7%97%87

 

ご不明な点はお問合せください。

 

 

ぬくもり動物医療センター

アニマル院長まいたけ

 

ぬくもり動物日記

カイセンダニにご注意!

こんにちは!まいたけです!

下痢もおさまり、元気になりました!
今日はぽかぽか陽気でしたね😊

さて、今日は寄生虫が原因の皮膚病についてです。

お外にいく猫ちゃんのお顔や耳に
かさぶたができて、
かゆみを伴っている…なんて症状はありませんか?

 

そんな皮膚をカリカリけずって検査をすると…

こんなダニが顕微鏡でみることができるんです!

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これは「ヒゼンダニ」です。
猫ちゃんどうしでうつります。

カイセン(ヒゼンダニがおこす皮膚病)は猫ちゃんの皮膚病でもっともかゆいとも言われているほど、
強いかゆみを伴い、
そのかゆみにより、かきこわし、出血することもあります。

こわいのは、
ヒトにもうつるということです。
ヒトの皮膚で繁殖するこはありませんが、
強いかゆみをともないます。

そんなカイセンという皮膚病ですが、
ダニの駆虫薬を使うことで
治療することができます!!
その他症状にあわせて、
内服薬を処方します。

室内飼育の猫ちゃんでも、
飼い主さんが、他の猫ちゃんをさわって
偶発的におうちにもってかえってしまうこともあります。
室内飼育の猫ちゃんといっても安心はできません。

おうちの猫ちゃんは大丈夫ですか?
お顔やお耳をよくみてあげてくださいね!