当院では新たにオリンパス社の内視鏡を導入いたしました!
内視鏡は誤食時の食道/胃内異物摘出や胃腸腫瘍の生検等で活躍します。
〈誤食について〉
催吐処置(吐かせる処置)により吐かせせることが出来る物であれば良いですが、
中には物が大きくて吐けなかったり吐かせることが危険なものもあります。
そのような場合は内視鏡による摘出をします。
〈生検について〉
嘔吐や下痢、血便が続いている場合は胃や腸に問題がある可能性があります。
そのような場合、内視鏡で口腔内から食道、胃、十二指腸まで観察し調べる
ことができます。
また、血便が続く場合等はお尻から大腸を観察することができます。そこで病変が
見つかった場合は内視鏡生検鉗子を用いて組織を採材し、病理検査に出すことができ
ます。その結果に基づき治療を行っていくことになります。
ぬくもり動物医療センター